知らない土地で気軽に話せる知り合いがいない女子が心を病んだ話

あれはまだ世の中にスマホなんてないし、SNSなんてもちろんない、そんな時代のお話。

知らない土地にたった一人。

友だちもできそうもない環境に身を置いたらどうなっちゃった?ってお話です。

入社6ヶ月で前代未聞の引っ越しを伴う配属!!

私は新卒でとある製造業に就職し、同期の女子達とともに、寮で暮らしながら半年間の研修期間を過ごしていた。

研修があと少しで終わる頃、人事部からこんな連絡が。

「そろそろ配属先が決まりますが、当日までナイショです(*^^*)
ただ、転居を伴う人には、事前に伝えますね」

転居を伴う???

基本的にこの会社で、実家がある場合を除いては転居が必要な配属なんてあったことがなかった。

こういうときって私だったりするんだよね。
でも、まさか女子だしぃ~

いつもハズレくじを引くタイプなので、半分恐れつつまさかと自分を落ち着かせていた。

のりのりさん」

はい! ビンゴ。

目の前が真っ暗。

そして周りの同期の仲間たちは、まるでドラマの「つづく」の場面のように、固まっていた。

配属されたのは大阪。言語も違う。文化も違う。

まさかまさかで、気づけば大阪にやってきた私。

しかも周りは全部男性のおっちゃん。

事務所にいる数少ない女性は、私とは職種が違う。

彼女たちにとって、私は男性とわきゃわきゃやってるだけで給料もらってるあほな人でしかない。

私スーツ。彼女たち事務服。

親しくなりようがない…

しかも私に「俺の背中を見ろ」という仕事向かないのだ
(かつての私はウェルスダイナミクスで言うところのテンポですから。指示大事( ;∀;))

何もわからない。

知り合いもいないし、友達もできそうない。

暗黒の時代の始まりである。

何よりつらかったのは…

つらいことはそれだけじゃなくて。

実はこれ。

とても親切にしてくれるんだけど、何をしゃべっているかわからないおじさん…

ものすごくシャイで。だからお口もごもごしゃべるし、関西弁が激しくて。

「のりのり! 〇×△=☆」と言ってにやにや。

もー何言ってんのかわからないから、あいまいにほほ笑むしかない。

「どっちだ?」

え。質問だったの? って感じでかみ合わない。

営業周って帰ると、机に「天狗で待つ!」のメモ(-_-;)

いまなら「何言ってるかわかんないです~」って突っ込めるのに、あのころの私はただただストレス。

会社は学校じゃない。同僚はお友達じゃないんだぞ

もともとそれほどアクティブではなかった上に、人が怖くて(-_-;)

知り合いもいないわけだから、週末は一人暮らしの家で、ただ寝る・寝る・寝る。

でももともとおしゃべりは好きだから、誰かと話したくて。
(何度もいいますが、スマホ・SNS・パソコンなんてなーい)

で、月曜に会社に行くと、うれしくてうれしくて。

おじさん相手にマシンガントーク。
(子どもか…)

ついに支店長に呼ばれて言われたのが、

「いいか。会社は学校じゃない。同僚はお友達じゃないんだぞ!」

確かに~その通りでございます。

今でも困った顔で説教する支店長の顔が浮かびます。

 

気づいたらメンタルがやられていた

いろいろつらかったのだと思うのだけれど、怖いのはそれほどつらいっていう自覚がなかったこと。

たぶん泣いたこともなかったし、愚痴ったこともなかった。

でもね。気づけば毎朝電車を待ってるとき、「今ここで誰か突き飛ばしてくれないかなぁ…」って考えている自分がいた。

そして、それがおかしなことだって全く気付かなかった。

今思えばつらすぎる環境だったのだけど、当時の頑張り屋さんの私は

「こんなことはたいしたことないこと。
もっとつらい人がいるはず。
これに耐えられないなんて、大人として失格。
就職したからには、やめるなんて許されることではないし。
何かを始めたら最後までやるのが当たり前」

そんなカチコチなこと、本気で思っていたの。

感情を思考で閉じ込める。

そうしていると、知らないうちに心に限界が来るものなんだな。
今思えば。

異変を感じた姉が救いに来た

何がきっかけだったのか全く覚えていないのだけど、私の異変に東京にいた姉が気づいてくれて。

大阪までやってきて、支店長に直談判してくれて、会社を休んで姉の家にしばらくお世話になっていた気がする。

そうしたら少し楽になって。

こういう人いないかな。

ものすごく具合が悪くて、どうにもならなくて。

「休みます」って連絡したら、気が楽になって元気になった気がして。

そしたら、なんかずる休みした気分になってくる。

私ってそういう人だったので、「元気になったから戻る」って言って、大阪に戻ったのでした。

そう。あほです。

まとめ 冷静なのは大丈夫だからじゃないよ。心に聞いてみてほしい。

当時は
「人の期待に応えないのはわがまま。わがままは悪」
そんな思考が私を支配していました。

そうすると、「悲しい」とか「寂しい」とか「こうしたい」という感情が分からなくなってしまいます。

感情に思考がふたをして封じ込めるから。

それが続くと心はどんどんすり減ってしまう。

ぱっと見が元気だとしても、心は悲鳴を上げてます。

感情には正しいも間違いもなくて。

「つらい」って湧いてくるのはつらいからであって、それは悪いことではないんですよね。

私って、なにを感じているんだろう?

たまに自分の心に聞いてあげましょう。

 

私の感情って?ってよくわからない人は、私とおしゃべりしましょう(*^^*)

あなたの思い、ここで吐き出してみませんか?

誰にも言えない気持ちも
自分を知らない誰かになら話せるかもしれません。

のりのりと話してみる!